美容師が集まり、スタッフが残る美容室へ|2号店・3号店につながる店舗設計

query_builder 2026/09/14
美容師が集まり、スタッフが残る美容室へ|2号店・3号店につながる店舗設計

美容師が集まり、スタッフが残る美容室へ|2号店・3号店につながる店舗設計

美容室の店舗設計というと、「お客様に選ばれる、おしゃれな内装」を最初に考える方が多いと思います。

もちろん集客において、内装デザインや外観デザインは非常に重要です。

しかし、美容師不足が大きな経営課題となっている現在、これからの美容室設計では、もう一つ重要な視点があります。

それが、

「ここで働きたい」と思ってもらえる美容室をつくること。

そしてさらに、

「ここで長く働きたい」と思える環境をつくることです。

J.V designでは、内装・外装を単なる工事費ではなく、長期間価値を生み続ける広告宣伝費の一つだと考えています。

今回は、美容師の採用、スタッフの定着、そして2号店・3号店への多店舗展開という3つの視点から、これからの美容室店舗設計について考えてみます。


美容室デザイン

美容師が集まる美容室には、理由がある

「求人を出しているのに、美容師から応募が来ない。」

そんな相談は、これからさらに増えていく可能性があります。

では、美容師が就職先や転職先を選ぶとき、何を見るのでしょうか。

給与、休日、勤務時間、福利厚生。

当然、これらは重要です。

しかしSNSが当たり前になった現在では、InstagramやGoogleなどでお店を確認し、

「どんな美容室なのか」
「どんな空間で働くのか」
「自分のお客様を連れて行きたいと思えるか」

まで見られるようになっています。

つまり、店舗そのものが採用広告の一部になっています。

高額な素材をたくさん使う必要はありません。

限られた美容室内装費用でも、素材、色、照明、ミラー、家具、サイン、外観などの見せ方を整理することで、印象に残る美容室はつくれます。

「お客様が行きたい美容室」と「美容師が働きたい美容室」。

これを同時に設計することが、これからの美容室デザインには必要だと考えています。


美容室開業

スタッフが残る美容室は「見えない場所」も設計する

次に重要になるのが、スタッフの定着です。

美容室の図面を考えるとき、セット面を何席取れるか、シャンプー台を何台置けるかという売上に直結する部分が優先されがちです。

その結果、削られやすいのがバックヤードです。

では、

「バックヤードは売上を生まないから、小さくていいのでしょうか?」

答えは、単純に「小さければいい」ではありません。

10坪、15坪などの小さな美容室で、必要以上にスタッフルームを大きくする必要はありません。

重要なのは、限られた面積の中で必要な機能をどう確保するかです。

荷物を置ける。
材料を整理できる。
短時間でも休憩できる。
スタッフ同士が無理なく動ける。

さらに、セット面、シャンプー台、カラー材、タオル、バックヤードなどの位置関係も重要です。

美容師は同じ動きを一日に何度も繰り返します。

だからこそ、数歩の無駄や小さな使いにくさが、毎日のストレスになります。

お客様から見える場所だけではなく、スタッフしか見ない場所まで設計する。

これもスタッフが長く働きたくなる美容室づくりの一つです。



美容師が集まり、スタッフが残る美容室へ|2号店・3号店につながる店舗設計

2号店・3号店は、1号店をそのままコピーすればいい?

1号店の経営が軌道に乗ると、次に見えてくるのが2号店です。

ここでよく出てくるのが、

「1号店と同じデザインで2号店をつくればいいのでは?」

という考え方です。

ブランドとして共通性を持たせることは重要です。

しかし、店舗をそのままコピーすることが正解とは限りません。

2号店では、立地、坪数、物件形状、客層、スタッフ人数、家賃、設備条件などが変わります。

そして何より、1号店を実際に運営したことで、

「収納が足りなかった」
「シャンプーまで少し遠い」
「スタッフルームを改善したい」
「セット面の間隔を広げたい」
「外から店内をもっと見せたい」

といった具体的な課題が見えているはずです。

これは非常に価値のある情報です。

1号店で得た経験を、2号店の設計に反映する。
2号店で得た経験を、3号店に反映する。

店舗が増えるたびに、店舗設計も進化させていく。

これが多店舗展開における店舗デザインの考え方です。


世界観は統一する。でも店舗は進化させる

多店舗展開で大切なのは、「全部違う店舗」にすることでも、「全部同じ店舗」にすることでもありません。

ロゴ、ブランドカラー、素材、サイン、デザインの考え方など、その美容室らしさを構成する部分は継承する。

一方で、立地や客層に合わせてデザインを変え、1号店で分かった課題については改善する。

そうすることで、

1号店より2号店。
2号店より3号店。

と、ブランドそのものを成長させることができます。

その段階になると設計会社の役割も、「おしゃれな内装をつくる会社」だけでは足りなくなります。

物件、席数、スタッフ動線、採用、集客、ブランドイメージ、将来の店舗展開まで一緒に考える、店舗開発のパートナーという役割が必要になってきます。


集客・採用・定着まで考える美容室内装へ

美容室の内装は、お客様だけのためにつくるものではありません。

お客様には、

「この美容室に行きたい。」

美容師には、

「ここで働きたい。」

スタッフには、

「ここで長く働きたい。」

そしてオーナーには、

「次の店舗も出したい。」

そう思ってもらえる店舗をつくる。

これから美容師不足が続くほど、集客だけではなく採用やスタッフ定着まで考えた美容室店舗設計の価値は高くなっていくと考えています。

J.V designでは、独立開業の1号店はもちろん、既存美容室の改装、2号店・3号店の出店、多店舗展開まで、美容室内装デザイン・店舗設計の視点からサポートしています。

東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に、美容室だけでなく、アイラッシュサロン、ネイルサロン、エステなど美容系店舗の設計デザインにも対応しています。

美容室を「つくる」だけではなく、その先の成長まで考える。

これから2号店・3号店を考えている美容室オーナーも、まずは現在のお店で感じている課題から整理してみてください。


J.V design|美容室・美容系サロンの店舗設計・内装デザイン・開業サポート

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