『シャンプーエリアこそ最高の癒し空間！』 美容師がこだわるべきデザインとは | 店舗内装は東京都中央区で内装に関するトレンドを紹介するJ.V design | BLOG

『シャンプーエリアこそ最高の癒し空間！』

美容師がこだわるべきデザインとは

美容室の中で、実は「お客様が一番リラックスできる場所」ってどこだと思いますか？
カット面？待合スペース？それとも、華やかな受付？

答えは——シャンプー台なんです。

意外に思われるかもしれませんが、多くのお客様が「美容室で一番好きな時間」として挙げるのが“シャンプータイム”。だからこそ、美容師さんにとってシャンプー台の空間づくりは、単なる「設備の一部」ではなく、お客様の記憶に残るサービス体験を演出する大切な場所なのです。

お客様は“癒し”を求めている

「シャンプーだけしてほしい」
「寝そうになっちゃった」
「ここでマッサージされるのが本当に楽しみ」

そんな声、聞いたことありませんか？

シャンプーエリアは、日常の喧騒から離れられる“非日常空間”。
目を閉じて、香りと音と手の感覚だけに集中できる数少ない時間です。
だからこそ、ここを“ただの洗い場”にしておくのはもったいない！

美容師がこだわるべき「癒し の空間」づくり 5つのポイント

1. 施術が出来るスペースをしっかり確保！

シャンプーユニットの背面は、美容師が快適に立てて動けるだけのスペースが必要です。
「タカラベルモント製」のユニットを選ぶだけでなく、レイアウト設計が肝心！
キャビネットとのスペースが重要、狭いと施術の質が落ちてしまいます。

2. セット面と向かい合わない設計に

最近よくある“レイアウトミス”が、お客様の足元がセット面に向いてしまう配置。
足元が見えてしまうと、リラックス感が半減します。
どうしても向いてしまう場合は、パーテーションで視線を遮る工夫がマストです。

3. 照明で癒しの演出を

シャンプー中はお客様が目を閉じるため、光の強さは敏感に伝わります。
オススメは、間接照明でやさしい光を演出すること。
照度を落として“サロン全体とは別の世界観”を感じてもらいましょう。

4. 素材と色で「非日常」をつくる

ベージュ系の壁や、海外サロン風の色味（オリーブグリーンやテラコッタ）を組み合わせるだけで、空間に洗練感が出ます。
床は石調やモルタル風のフラットな素材が人気。
素材選びで予算を抑えつつ高級感を演出できるのが今のトレンドです。

5. 収納と導線を計算する

タオルやシャンプーなど、手が届く位置に小さな収納棚を設けると作業効率がUP。
ただし、視界に入る位置にモノが多すぎるのはNG！
癒し空間には“余白”がとても大切です。

最新トレンドは「海外風 × 実用性」

今、独立開業を目指す美容師さんの間で人気なのが、「海外インテリア風」×「現場の使いやすさ」を両立させたデザイン。

タカラベルモント製のYUME ESPOIR IIのようなユニットを使いながら、壁や天井はシンプルに。
そして、カラーで遊ぶ（でもやりすぎない）。
照明は“映え”も意識して、写真でも美しく見える演出が好まれます。

「ここ、まるでホテルスパみたい！」
「こんな空間で働けたら最高！」

そんな声が自然と集まるようなシャンプーブース、作ってみませんか？