物件の引渡状況から工事した場合のメリット、デメリットをご説明致します。
費用は物件の現状況で変わって来ます。
物件の種類は下記に分けられます。
1、新築物件又はスケルトン物件の場合
新築物件からの状態から施行する場合、または原状回復されているスケルトン状態(躯体渡しの状態)とがあります、基本的にはビルの躯体しかない空間から内装工事をする物件。
新規出店の際に一般的なのがこの様な物件が多いです。
水廻りの配管位置や空調の配管取り出し場所、換気扇の配管の取り出し場所、分電盤の幹線の位置によってどのようなレイアウトにするか考えて行きますが、配管距離が長くなったり外壁を通さなければいけなかったりすると費用が増えます。
新築ビルの場合、建設中に内装工事の内容が決まっていると、建築会社の方で内装プランに適した位置まで配管を持ってきてくれることもあります。
但し、建物がこれから立ち上がる場合になります。
タイミングが上手くいくと設備関係の費用負担は軽減されます。
2、既存ビル物件の場合
スケルトン渡し(天井壁がボード渡し又は事務所仕様の状態)の物件の場合、一度解体して内部を作り変えることをさします。
レイアウトやデザインによっては解体作業が入る場合は、その分の費用が追加になります。
また、年数が経っている物件の場合は解体してみて問題が見つかるという事もあるので、業者に内装見積をしていても、あとから見積金額が変わる可能性があります。
内装デザインに寄っては、上手くデザインを考えれば安く抑えられる場合もありますし、妥協せずこだわったデザインをした場合費用が高くなる場合があります。
3、居抜き物件の場合
以前に入居していたテナントの内装をそのまま引き継ぐ物件。
美容室だった物件の居抜きを利用することは、内装費用を抑えるのに大きく役立ちます。
但し、レイアウトイメージが一致し、そのままのレイアウトで使えて内装仕上げだけ変えて営業できるのがベストですが、セット面やシャンプー台を増やしたいなどの希望があれば逆にコストが掛かる場合があります。
あと、空調機器や給湯器がどれくらいの年数使用しているかでコストが掛かる場合があります。

*上記の3物件に共通して、建物がある環境についても注意がしなければなりません。
例えば上部や下部のテナントの営業状態や業種によって、作業が出来る時間帯が決められていることがあります。
また、音や匂いが出る工事は管理会社から夜間工事の指定を受けることがあります。
夜間工事の場合は、職人さんの工賃が高くなるのが一般的です。
また、エレベーター搬入が出来ない場所では、非常階段を使うことにより搬入費が高くなります。
この様な外的要因は見落としがちですが、施工費が上がる原因になり得るということを覚えておきましょう。